洗濯:黄ばみ黒ずみ

 ドラム式洗濯機を使っています。取扱説明書にしたがって洗濯を繰り返していると黄ばみや黒ずみ、臭いなどが発生しました。室内干しでは臭いが気になりました。

取扱説明書には、

「ドラム式洗濯機は、少ない水で洗うため、色移りや黒ずみが目立つことがあります。」

解決方法は、40℃のお湯に洗剤をよく溶かし、衣類を一晩着け置いてから洗濯する、とありました。低い水温での選洗濯では皮脂やたんぱく質が繊維に絡んで残り、これを餌とする雑菌が繁殖し、"黄ばみ・黒ずみ・嫌な臭い" の原因となります。

 洗濯の目的は、洗濯物をきれいに、清潔にすることです。

洗濯機の取扱説明書を逸脱して、アルカリ性の洗剤(普通の粉せっけん)で40℃の湯を使い、除菌と穏やかな漂白ができる酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を加えて洗濯することにより、タオル・下着・ワイシャツなど、肌に直接触れるものから、"黄ばみ・黒ずみ・嫌な臭い" の悩みがなくなりました。

ここに記した給湯管からの直接給湯や粉石けんの使用は説明書で禁止されていますので、洗濯機に故障が生じてもメーカー保証の対象となりません。また、洗濯物の素材によっては中性洗剤でしか洗えないものや、低水温でしか洗えないものもあります。試される場合には洗濯表示を参考に自己責任でお願いします。


  1. 45℃の給湯
  2. 粉石けん+過炭酸ナトリウム
  3. 洗濯の成果
  4. 温水洗濯機について一言!

1.45℃の給湯

洗濯機用蛇口に湯水混合水栓を設置しています。これにより、洗濯機の中で水をお湯に温めるよりも効率よく洗濯にお湯を使えます。この温水はヒートポンプ(エコキュート)で加熱しているので、ヒーター加熱に比べて大幅に省エネルギーです。(およそ1/3です。)

洗濯前、初期のぬるい水はバケツに取り置き、別用途に使います。洗濯機の水を直接取り除かなくても、隣の洗面台でバケツ1杯の水を汲み置けば実現できます。夏は短時間で済みますが、寒い冬場は給湯水温が45℃になるのに時間がかかり、給湯パイプを触るとすぐ確認できます。

低温の水では粉せっけんや過炭酸ナトリウムが溶けず、固まりになって洗濯機に不具合を生じさせたり、洗濯効果も十分に発揮されません。

設定温度45℃のお湯が出てきたら一度洗濯機をストップします。


2.粉せっけん+過炭酸ナトリウム

洗剤投入口に粉せっけん+過炭酸ナトリウムを入れます。

45℃のお湯でよく溶け、溶け残りもありませんので、洗濯機に害を及ぼしていません。

柔軟剤投入口には、アルカリ性を中和するためにクエン酸を水に溶かして入れます。

洗濯スタートを押し、1分程度洗濯し、再びストップを押し5分休みます。

1分洗濯・5分休みを繰り返し、撹拌・つけ置きで水が少なくても衣類を傷めない洗濯を行います。すすぎ以降は給湯温度を下げ、洗濯機が自動的に洗濯を終えます。

ここに挙げた工程は、5分毎に洗濯機を操作するなどの面倒を伴いますので、自動化が望まれます。そこで、Raspberry pi と Arduino を使って自動化しました。

 


3.洗濯の成果

黄ばみ・黒ずみや臭いはなくなりました。室内干しでも嫌な臭いは発生しなくなりました。衣替えでタンスにしまわれていたワイシャツを半年後に出した時にも襟や袖口の黄ばみ・黒ずみは発生せず、白いままでした。

洗濯物にすでに黄ばみや黒ずみがある場合、一回の洗濯ですぐに真っ白になることはありません。しかし、繰り返して洗濯しているうちに徐々に黄ばみや黒ずみは消えていき、やがてほとんど目立たなくなります。過炭酸ナトリウムの漂白効果は塩素系漂白剤に比べて穏やかで、洗濯物へ与えるダメージは小さく抑えられています。

室内干しの臭いもなくなりました。洗濯の目的が達成されました。


4.  温水洗濯機について一言!

近年、日本でも温水洗濯機能を有する洗濯機が見かけられます。温水洗濯機では、まず注水しながら洗剤を投入、洗濯水は洗濯槽のヒーターで加熱され、温水洗濯を実現します。これでは、洗剤は水に投入されるので、粉せっけんは溶け残って固まってしまいます。タライに温水を入れて粉せっけんを溶かし入れるのは、あまりにもアナクロニズムです。粉せっけん・過炭酸ナトリウムの温水洗濯を実現するためには、洗剤投入口に40~50℃のお湯が必要です。